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小学校での歯磨き指導〜歯医者が発信する健康とは〜

2024.09.30

 

こんにちは♪千葉県船橋市東船橋にあるスマイルデンタルクリニック矯正・小児歯科、歯科衛生士・口腔機能支援士の横山です。

2024年9月30日、地域の小学校へ歯磨き指導に行ってきました!

今回は給食や食育を監修していらっしゃる管理栄養士の先生からのご依頼で授業に参加させていただきました。地域でも数少ない取り組みをされていて、口腔衛生や食育に力を入れられており、健康や予防に対する意識が高い小学校です。1年生から4年生を対象に行った授業の内容を紹介します。

 

授業内容

 

①食育:砂糖の話、ダラダラ飲み食べの話、むし歯になりにくいおやつの話

②口育:正しい呼吸とは、鼻の役割、あいうべ体操

③歯磨き指導

クイズ形式など参加型にしたおかげで、どの学年も楽しく授業に取り組んでいました。みんな歯磨きが上手で、磨き残しがないか赤色で汚れを染める染め出しをしても、歯がキレイな子ばかりです。先生方の日頃の指導のお陰でむし歯がある子はほとんどいません。

 

小学校での取り組みについて

 

学校の取り組みで感動したことを紹介します。

1つ目は、給食は学校で管理栄養士さんが毎日作っていること。

2つ目は、献立は季節ごとにテーマを決めて、日本の文化や地方の食材を積極的に採用していること。

3つ目は、給食を作っている様子や食材の情報、今回の歯磨き指導の情報などを給食時に動画で配信していること。

4つ目は、みんな給食が大好きで残すクラスが少ないこと。管理栄養士さんとの距離が近く、感謝を忘れていないこと。

今回は歯応えのいいカミカミ給食がテーマです。我々も子どもたちと給食をいただいてきました♪栄養満点で、色々な食感を楽しめて、すごく美味しかったです。管理栄養士の先生の工夫が感じらて感動しました。

 

口腔機能発達不全症について

 

保護者向けに行った口腔機能発達不全症の話では、現代の子どもたちが抱える健康の問題についてお話しさせていただきました。

お口の機能が正しく発達していない問題について、保護者の方だけでなく先生方から質問をいただけたことを嬉しく思います。

子どもたちの現状を間近で感じる機会をいただき我々も学ぶことが多い1日となりました。

今回感じたことは、むし歯になる子は確実に減っていること。むし歯ができる子が繰り返しむし歯になっていること。教壇から見て、ポカン口、姿勢不良の子どもが多いこと。

改めて、今後の予防歯科の課題を感じました。学校は子どもたちにとって日常です。日々成長し、机や椅子も高さが合わなくなっていきます。

口腔衛生や食育が確立しているからこそ、次の課題に取り組める環境が整っていると感じました。

 

まとめ

 

今回、歯磨き指導で伺いましたが子どもたちを通じて多くのことを学ばせていただきました。子どもたちの笑顔はかけがえのない宝物です。我々医療従事者と教育者が情報共有できる文化が当たり前になれば子どもたちの健康を守れると感じました。今後とも、予防歯科から全身の健康について正しい情報発信を続けて参ります。

お口のことや全身の健康について少しでも気になることがありましたらぜひ、お気軽にご相談ください。

https://kids.smile-dental-clinic.com/

 

 

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