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歯の自由研究

2023.08.18

東船橋スマイルデンタルクリニック矯正小児歯科

歯科衛生士のまえさとです☆

夏休みも残り少しになってきました!こんがり焼けた子供たちから
夏休みの思い出を聞くのが毎日の楽しみです♪
話を聞いているとまだまだ宿題が終わってない子もいるようで、その中には
自由研究がまだ決まっていない!という子もいました!

今回は簡単にできる歯の自由研究をご紹介いたします!

<実験・卵でフッ素の効果を知ろう!>

お家にあるものを使った簡単な実験です!

フッ素とは・・・歯磨きの時に使う歯磨き粉やフッ素洗口・ジェル。歯医者さんにきた時に塗る
フッ素にはエナメル質の修復促進・歯質強化・菌の働きを弱めるなど
むし歯の発生を防ぐ効果があり、予防に有効な成分として注目されています。
しかし目で見て効果を実感することが難しいかもしれません。
そこで今回はフッ素の効果を目で見て実感してみましょう!

準備・・・フッ素入りの歯みがき剤・お酢・水・卵(赤玉)・透明のコップなどの入れ物・油性マジック・キッチンペーパー

?なぜ卵を使うの?
タマゴのからと歯の成分は同じカルシウムやリンなどのミネラルでできています。
この実験では、タマゴを歯に見立ててフッ素のはたらきを観察します。

1. 卵に油性マジックで〇と×、境界線を書く
2. 〇を書いた方に、フッ素入りの歯みがき剤を塗る
3. ぬらしたキッチンペーパーで歯みがき剤を塗った方を包み、半日ほど置く
4. 歯みがき剤をきれいにふき取る
5. お酢を水で2倍に薄めたものを用意する
6. 透明なコップに卵を入れ、薄めたお酢を注ぐ
7. 卵の表面の○と×のマークぬ部分の表面はどうなっているかな?

<実験結果>
〇マークと×マークの表面をそれぞれ観察すると、×マークの表面には泡がたくさん出てきました。
この泡は、卵の殻がお酢の酸に溶かされて出てきたものです。
〇マークの方は歯みがき剤のフッ素が、卵(殻)の表面を酸から守っています。

私たちが食事をすると、食べ物そのものの酸やお口の中の細菌が食べ物を分解しようと出す酸により
お口の中は酸性になります。この状態を「お酢」で作り出しました。

 

フッ素が歯を酸から守る効果が確認できましたね!
フッ素の毎日使用することでお口の中に残ったフッ素がむし歯予防に効果的に働くため
フッ素を長く留める歯みがき剤・フッ素洗口・フッ素ジェルがおすすめです。
そして3ヶ月に1度の定期検診で虫歯のチェックや虫歯になりやすいところをチェックして、
高濃度のフッ素を塗ってもらいましう!
虫歯を作らないためには毎日のケア+定期的なプロケアがとっても大切になります!

 

フッ素塗布は大人も子供も、年齢を問わずに受けられる予防のメニューです。
生えたばかりの乳歯や永久歯はむし歯になりやすいため、その期間のフッ素塗布は特に推奨しています。
虫歯ゼロを目指しましましょう!

スマイオルデンタルクリニック矯正小児歯科では夏休みの期間ヨーヨー・おもちゃ釣りを
開催しております!初めての方もお久しぶりな方もスタッフ一同お待ちしております!

 

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