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マウスピース矯正中でもディズニーに行きたい!食べ歩きやアトラクションはどうなる?

40周年を迎えたディズニーでは、毎月のようにさまざまなイベントが開催されたり、特別なグッズが販売されたりと過去最高に盛り上がっているといっても過言ではありません。ディズニーシーやディズニーランドは、季節ごとに異なる顔を見せてくれる極上のリゾートでもあるため、その都度、思いっきり楽しみたいという方も多いことでしょう。

そこで気になるのがマウスピース矯正中のディズニーです。マウスピース矯正にはいろいろな制約がかかることから、今までのようにディズニーを楽しめなくなるのでは?という疑問が生じます。数年に及ぶマウスピース矯正の期間は、ディズニーを諦めなければならないのか?今回はそんなマウスピース矯正中のディズニーに関する疑問に東船橋のスマイルデンタルクリニックがお答えします。

ディズニーの1日だけならマウスピースを外しても良い?

マウスピースを外す女性

マウスピース矯正中にディズニーへ行くことを検討している人は、まず「1日だけマウスピースを外す」という選択肢をお考えではないでしょうか。365日あるうちの1日だけなら、マウスピースを外しても問題はなさそうなものですが、ちょっとお待ちください。

食べる時以外はマウスピースを装着しましょう

結論からいうと、飲食する時以外はマウスピースを装着しましょう。もちろん、ディズニーリゾートに滞在している時間にもよりますが、ほとんどのケースではほぼ1日、アトラクションやレストランでの食事などを楽しんでいることでしょう。それくらい長い時間マウスピースを外していると、少なからず歯の後戻りが生じます。せっかく時間をかけて動かした歯が元に戻ってしまうので、丸1日外すのはオススメできません。

歯が後戻りするメカニズム

マウスピース矯正では、比較的弱い力で歯を少しずつ動かしていきます。インビザラインの場合は、マウスピース(アライナー)1枚を1~2週間装着して0.25mm程度、歯を動かすことができるのですが、それはあくまで仮の状態です。その時点ではもともと歯があった場所に骨は作られていませんし、歯周靭帯(ししゅうじんたい)というゴムのような組織でつながっています。

ですから、1~2週間かけて歯を0.25mm動かしたとしても、丸1日マウスピースを外してしまえば、元の位置に戻ったとしても不思議ではないのです。1~2週間頑張った成果を無駄にしないためにも、ディズニーでマウスピースを外すことは控えるようにしましょう。

マウスピース矯正中に食べ歩きするときの注意点

食べ歩き

ディズニーといえば「食べ歩き」です。うきわまんやチュロス、ポップコーンなど、食べ歩きに適したメニューが充実しており、パッケージにもこだわっている点が嬉しいところです。そのためマウスピース矯正中であったとしても、食べ歩きを我慢するという選択肢はないでしょう。ただし、マウスピース矯正中の食べ歩きにはいくつか注意しなければならない点があります。

注意点1:食べ歩きする時はマウスピースを外す

ディズニーリゾートという特別な空間にいると、矯正用のマウスピースが煩わしいものにしか感じなくなるかもしれませんが、そこは普段のルールを厳守するようにしてください。つまり、飲み物や食べ物を口にする際はかならずマウスピースを外しましょう。おそらく、ディズニーで水だけを飲む人はいないかと思いますので、食べ歩きする時は原則としてマウスピースを外すことになります。その際は、物陰に隠れたり、友人に隠してもらったりした状態で外すと良いでしょう。

注意点2:食べ歩きした後はお口とマウスピースをケア

食事をした後にお口とマウスピースのケアをするのも普段のルール通りです。例えチュロスを1本しか口にしていなかったとしても、お口の中は汚れています。砂糖が歯面に残存している状態となっているため、必ず口腔内をケアしてからマウスピースを再装着しましょう。もちろん、マウスピース自体の洗浄も必須となります。

注意点3:歯磨きはレストルームで行う

食べ歩きした後の歯磨きは、トイレやレストルームで行うと良いでしょう。ディズニーのトイレはとてもきれいなので、歯磨きするのも抵抗がないかと思います。それでも周りの人の目が気になる、他の人に迷惑がかかりそうで不安という方もいらっしゃることでしょう。

そうした場合は「多機能レストルーム」を使うと良いです。とても広い空間で、鍵を閉めることもできます。もちろん、こうした設備は身体の不自由な方が優先して使うべきものなので、利用者がいるようであれば、その方に譲ることが前提となります。

マウスピースしたままアトラクションに乗れる?

アトラクション

マウスピース矯正中にディズニーへ行った時の疑問としてはもうひとつ「アトラクションに乗れるのかどうか」という点が挙げられます。そもそもディズニーはアトラクションがメインのテーマパークなので、マウスピース矯正中でも問題なく楽しめるのかどうかは、何よりも重要なポイントといえます。

マウスピースしたまま乗れます

ディズニーのアトラクションの中には、激しく揺れたり、落ちたり、水に濡れたりするものがありますが、基本的にマウスピースをしたまま楽しむことができます。そもそもマウスピースが外れたり、壊れたりするようなアトラクションは、ディズニーに存在しません。ですから、ディズニーのアトラクションに関しては、何も気にせず思う存分楽しんでください。ただし、1点だけ注意が必要です。

【注意点】マウスピースはしっかり装着する

インビザラインのマウスピースは、定位置までしっかりと装着する必要があります。装着が甘いと何かの拍子に外れてしまうこともありますので、その点は十分にご注意ください。インビザラインのマウスピースをしっかりとはめることができるチューイーも持参するようにしましょう。

まとめ

今回は、マウスピース矯正中にディズニーへ行った時の注意点などを東船橋のスマイルデンタルクリニックが解説しました。ディズニーでの1日は特別なものとなりますが、だからといってマウスピース矯正をサボってよいということにはなりません。食べ歩きやレストランでの食事の時以外は、基本的にマウスピースを装着するようにしてください。また、食後は普段取りにお口とマウスピースのケアを徹底するようにしましょう。

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院長 椎名 康雅

東京歯科大学で矯正治療認定医資格を取得し。同大学病院に勤務 平成15年にスマイルデンタルクリニックを開業 平成24年、スマイルデンタルクリニック矯正歯科/スマイルデンタルクリニック小児歯科を開業。 歯科医師のための勉強会「椎名塾」主宰。

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