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小学生の矯正治療は費用が安い「プレオルソ」がおすすめです

子どもの矯正治療を小学生から始めようと検討されている場合は、プレオルソがおすすめです。プレオルソは矯正にかかる費用が安いだけではなく、いろいろな歯並びの改善に寄与します。今回はそんな小学生で受けることができるプレオルソについて詳しく解説します。

子どもの歯並び矯正プレオルソとは

子ども専用のマウスピース型矯正装置

プレオルソは、顎の発育が途上にある子ども専用のマウスピース型矯正装置です。インビザラインと同じような着脱式の矯正装置ですが、治療目的や装置の取り扱い方法が異なる点に注意が必要です。

マウスピースの素材は柔らかく、弾性が高いため、装着時に強い痛みを伴うようなことはありません。日中の1~2時間と就寝中に装着すれば良いので、学校では普段通りに過ごせます。また、プレオルソのマウスピースは熱を加えることで形を調整できることから、不快な歯型取りが不要となっています。

お口の機能に働きかけて歯並びを良くする

プレオルソは「機能的顎矯正装置(きのうてきがくきょうせいそうち)」と呼ばれるもので、文字通りお口の機能を利用して顎や歯並びの異常、成長の遅れを改善します。例えば、お口周りや舌の筋肉の働きが悪いと、歯列が十分に広がらなかったり、前歯が前方に傾いたりします。プレオルソを使って、唇、ほっぺた、舌の筋肉を正常に働かせると、そうした歯並び・噛み合わせの異常は予防、あるいは改善できます。

プレオルソの治療期間と費用

プレオルソの治療期間は一般的には1年程度です。お子さまのお口の状態によっては治療期間が短くなったり長くなったりします。1年経っても改善が見られない場合、他の治療法に変更するかを相談する医院が多いようです。

また、治療にかかる費用は、一般的な治療であるワイヤー矯正と比較すると1/4~1/8程度に抑えることができます。

プレオルソに適した症例と効果

プレオルソで改善できる歯並び

プレオルソは、ほとんどの歯並びに適応できます。次に挙げるような症状が認められる場合は、当院までお気軽にご相談ください。

・出っ歯(上顎前突)
・受け口(下顎前突)
・乱ぐい歯(叢生)
・オープンバイト(開咬)
・過蓋咬合

プレオルソには、タイプⅠ~Ⅲまで3つのマウスピースが用意されており、それぞれの症状に合わせて最適なものを選択します。

歯並びが悪くなる原因も取り除けます

指しゃぶりや口呼吸、舌を前に突き出す癖(舌突出癖)などが習慣化していると、出っ歯や乱ぐい歯、オープンバイトなどが誘発されますが、プレオルソを用いればそうした口腔習癖を取り除くことが可能です。

口呼吸って何が悪いの?

呼吸というのは“口”でするものと思われがちですが、実は“鼻”でするのが正解です。空気中には、たくさんの細菌やウイルスなどが含まれており、それをそのままお口を介して吸い込んでしまうと、風邪やインフルエンザの感染リスクが上昇します。また、口腔乾燥も誘発され、虫歯菌や歯周病菌の活動も活発化してしまうのです。

さらに、口呼吸をしていると、お口周りの筋肉が弛緩して、歯や顎に適切な圧力がかからなくなり、歯並び・噛み合わせの異常を引き起こします。プレオルソを装着していれば鼻呼吸への移行が自然と進んでいって、口呼吸による弊害を予防・改善できます。

プレオルソのメリット・デメリット

プレオルソには次に挙げるようなメリットとデメリットがあります。

プレオルソのメリット

費用が安い

プレオルソで使用するマウスピースは既製品であり、先述したように一般的な小児矯正の装置と比較すると費用が安いです。医療費はできるだけ抑えたいけれど、子どもには健康的な歯並び・噛み合わせをプレゼントしたいという場合は、プレオルソがおすすめです。

柔軟性のマウスピースで痛みが少ない

小学生のお子さまにとって矯正装置は異物でしかありません。それによって歯並びや噛み合わせが良くなるとしても、不快症状からくる嫌悪感の方が勝ってしまい、治療を継続するのを拒んでしまうケースも珍しくありません。その点、柔軟性に富んだマウスピースを使うプレオルソなら、小学生のお子さまでも無理なく治療を継続できます。

子どもが嫌いな歯型取が必要ない

標準的な小児矯正では、装置を製作するためにゴムの印象材を使った歯型取り必須となっています。印象用のゴムは不快な臭いがすることに加え、お口いっぱいに頬張ることで嘔吐反射を引き起こすこともあります。

一方、プレオルソは既製品のマウスピースを使用するため、歯型取りが不要となっています。熱を加えることによってお子さまそれぞれのお口の形に合わせることができ、装着感も良好です。

装置を学校に持っていく必要がない

プレオルソのマウスピースは、学校から帰ってきてから1~2時間と就寝中に装着すれば良いので、装置を学校に持っていく必要がありません。ですから、お子さまが学校で不快な思いをするがなく、装置をなくすリスクもありません。

口呼吸を鼻呼吸に移行できる

口呼吸は“万病のもと”と呼ばれるくらい有害な習慣です。プレオルソであればそれをスムーズに鼻呼吸へと移行できます。

通院頻度が低い

プレオルソのマウスピースは壊れることがほとんどありません。紛失のリスクも少なく、調整することもほとんどないため、通院頻度が比較的低い矯正法といえます。

プレオルソのデメリット

装置を装着しなければ効果が得られない

プレオルソは着脱可能なマウスピースであり、その点がメリットでもあるのですが、装着時間を守れないと適切な治療効果が得られません。

適応できないケースもある

骨格的な異常が強く、プレオルソの装着が難しいケースでは、別の装置を検討した方が良いといえます。

細かい歯の移動には向かない

プレオルソはあくまで正常な土台を作るための矯正装置なので、歯並びの乱れを細かく整える場合は、マルチブラケット装置やインビザラインによる歯列矯正が必要となります。

まとめ

小学生が受ける矯正治療として、プレオルソがおすすめな理由について解説しました。プレオルソは費用が抑えられ、学校での装着が不要であり、歯並び・噛み合わせ・呼吸の異常まで改善できることから、多くのお子さまにおすすめすることができます。

そんなプレオルソに関心のある方はいつでもお気軽にスマイルデンタルクリニック(千葉県船橋市)までご相談ください。当院ではこれまでたくさんのお子さまにプレオルソによる小児矯正を実施しております。

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院長 椎名 康雅

東京歯科大学で矯正治療認定医資格を取得し。同大学病院に勤務 平成15年にスマイルデンタルクリニックを開業 平成24年、スマイルデンタルクリニック矯正歯科/スマイルデンタルクリニック小児歯科を開業。 歯科医師のための勉強会「椎名塾」主宰。

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