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2歳児のお口ポカンの直し方|原因・習慣・改善ポイントまとめ

皆さん、こんにちは。東船橋のスマイルデンタルクリニックです。2歳頃のお子さまで、お口がいつもぽかんと開いているのが気になるというご相談はとても多いです。かわいいしぐさに見えても、呼吸のしかたや舌の位置、生活習慣が関係していることがあるため注意が必要です。

お口ポカンは、成長とともに自然に落ち着く場合もありますが、続くと歯並びやお顔まわりの発育に影響することもあります。今回は、お口ポカンの原因、2歳からできる直し方、受診の目安をわかりやすく解説します。

2歳でお口ポカンになる原因とは?よくある習慣と特徴

2歳のお口

鼻ではなく口で呼吸するくせがついている

2歳のお子さまのお口ポカンで多い原因のひとつが、口呼吸です。本来は鼻で呼吸するのが自然ですが、鼻づまりが続いたり、口で息をするくせがついたりすると、唇を閉じる力が弱くなり、お口が開いたままになりやすくなります。風邪をひきやすい時期や、アレルギー性鼻炎などで鼻が通りにくいお子さまにもみられます。

舌の位置が下がっている

お口を閉じているとき、舌は上あごに軽くついているのが理想です。ところが、舌がいつも下に下がっていると、口が開きやすくなります。これを難しい言葉でいうと「低位舌(ていいぜつ)」と呼ぶことがありますが、簡単にいうと、舌の正しい置き場所が身についていない状態です。舌の位置は、噛み合わせや歯並びにも関わります。

唇を閉じる力がまだ弱い

2歳はお口のまわりの筋肉が発達の途中です。そのため、疲れているときやぼんやりしているときに、自然と口が開いてしまうことがあります。特に、やわらかいものを食べることが多く、しっかり噛む機会が少ないお子さまは、唇や頬の筋肉が育ちにくいことがあります。

指しゃぶりや長時間のくわえ癖

指しゃぶり、タオルをくわえる、いつも口におもちゃを入れるなどの習慣が続くと、お口が開いた状態が当たり前になりやすくなります。すぐに問題になるとは限りませんが、毎日長時間続く場合は、お口ポカンの一因になることがあります。

姿勢のくずれも関係する

一見、お口とは関係なさそうですが、猫背や頬づえ、うつむいた姿勢が多いと、あごや舌の位置が安定しにくくなります。スマートフォンや動画を見る時間が長いご家庭では、前かがみの姿勢が続き、お口ポカンを助長することもあります。

お口ポカンを放置するとどうなる?歯並びや発育への影響

歯並びや発育への影響<

歯並びや噛み合わせに影響しやすい

お口が開いた状態が続くと、舌や唇、頬から歯にかかる力のバランスが乱れやすくなります。その結果、前歯が前に出やすくなったり、上下の前歯がかみにくくなったりして、歯並びや噛み合わせに影響することがあります。すぐに大きな変化が出るわけではありませんが、成長の時期だからこそ注意したいポイントです。

お口の中が乾きやすくなる

口が開いていると、お口の中が乾燥しやすくなります。唾液には、お口の中を清潔に保つ働きがありますが、乾燥するとその働きが弱まり、汚れがたまりやすくなることがあります。そのため、虫歯や歯ぐきの炎症のリスクが高まることがあります。

発音や飲み込みに影響することがある

舌や唇の動きは、ことばの発達や食べ物の飲み込み方にも関わっています。お口ポカンの背景に、舌の動かし方の未熟さや口まわりの筋力不足があると、発音がはっきりしにくかったり、食べこぼしが多かったりすることがあります。

睡眠の質が下がる場合もある

口呼吸が強いお子さまでは、眠っているときも口が開いたままになり、いびきや浅い眠りにつながることがあります。寝つきや寝起きが悪い、日中ぼんやりしやすいといった様子がみられる場合は、呼吸の状態にも目を向けることが大切です。

2歳からできる直し方|家庭でできる改善トレーニングと習慣づけ

2歳のお口

まずは鼻呼吸しやすい環境を整える

お口ポカンの直し方で最初に大切なのは、無理に口を閉じさせることではありません。鼻がつまっていないか、風邪やアレルギー症状がないかを確認し、鼻呼吸しやすい状態を整えることが基本です。部屋の乾燥を防ぐ、水分をしっかりとる、鼻水が多いときは早めに耳鼻科へ相談することも役立ちます。

「お口チャック」をやさしく声かけする

2歳では、強く注意すると逆に負担になります。遊びの延長のように「お口チャックしてみようか」「お鼻でスーッとしてみようね」と短くやさしく伝えるのがコツです。できたときにほめることで、よい習慣につながりやすくなります。

よく噛んで食べる習慣をつける

口まわりの筋肉を育てるためには、毎日の食事も大切です。やわらかいものばかりではなく、年齢に合ったかたさのものを取り入れ、左右でバランスよく噛む習慣を意識しましょう。たとえば、少し厚みのある野菜、やわらかく煮た根菜、手づかみしやすい食材などは、噛む練習にもつながります。ただし、無理にかたいものを与える必要はありません。

唇を使う遊びを取り入れる

家庭でできる簡単な工夫として、ストロー遊び、ふーっと息を吹く遊び、しゃぼん玉、紙を吹いて動かす遊びなどがあります。こうした遊びは、唇を閉じる力や息の使い方の練習になります。2歳のお子さまには、トレーニングというより遊びとして続けることが大切です。

姿勢を整える

食事中や遊んでいるときの姿勢も見直しましょう。足が床や踏み台につく、背中が丸まりすぎない、机と椅子の高さが合っているなど、基本的な姿勢が整うと、お口まわりの動きも安定しやすくなります。

長引く癖は少しずつ減らす

指しゃぶりや口に物を入れるくせがある場合は、急にやめさせるのではなく、遊びや声かけで少しずつ減らしていくことが大切です。不安や眠気と関係していることもあるため、叱るのではなく安心できる関わりを意識しましょう。

受診の目安は?小児歯科に相談した方がよいケース

小児歯科に相談

日中もいつも口が開いている

眠いときだけでなく、起きている間もほとんど口が開いている場合は、一度相談をおすすめします。2歳のお口ポカンが続いている背景に、口呼吸や舌の位置の問題が隠れていることがあります。

いびきや鼻づまりが続いている

お口ポカンに加えて、いびき、鼻づまり、寝苦しさがある場合は、呼吸の通り道に原因があることも考えられます。小児歯科だけでなく、必要に応じて耳鼻科との連携が必要になることもあります。

歯並びや噛み合わせが気になり始めた

前歯の出方、上下の歯のかみ合い方、舌を前に出すくせなどが気になる場合は、早めのチェックが安心です。小さいうちから状態を把握しておくことで、成長に合わせた見守りや対応がしやすくなります。

虫歯や歯ぐきのトラブルをくり返す

お口が乾きやすいお子さまでは、汚れが残りやすく、虫歯や歯ぐきの赤みにつながることがあります。仕上げみがきのときにお口の乾燥や汚れのつき方が気になる場合も、受診の目安になります。

まとめ

お口ポカンの直し方を2歳から考えることは、歯並びや噛み合わせ、お口の健康を守る第一歩です。原因は、口呼吸、舌の位置、唇の力、生活習慣などさまざまで、まずは鼻呼吸しやすい環境づくりと、よく噛むこと、姿勢を整えることから始めるのが基本です。無理にやめさせるのではなく、遊びや日常の声かけの中で少しずつ改善を目指しましょう。気になる状態が続くときは、東船橋のスマイルデンタルクリニックまでお気軽にご相談ください。

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院長 椎名 康雅

東京歯科大学で矯正治療認定医資格を取得し。同大学病院に勤務 平成15年にスマイルデンタルクリニックを開業 平成24年、スマイルデンタルクリニック矯正歯科/スマイルデンタルクリニック小児歯科を開業。 歯科医師のための勉強会「椎名塾」主宰。

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